胆石ありますねぇ・・・って言われたんだけど、辛いものは食べても大丈夫?
辛いものってクセになって、なかなか絶つの難しいですよねぇ。
個人的には麻婆豆腐が好きなんで、胃もたれするまで食べたいです(笑)
さて、胆石があるよ。って言われて、辛い食べ物は食べても大丈夫か
という話ですが
状態によります。
胆石を持ってるだけで、発作が出ないって人は大丈夫。
ウルソを服用しながら、極端な食生活をしなければ、石が小さくなる可能性があります。
だけど、胆石発作が出る場合は気を付けた方が良いです。
辛いものは少なくても胃を刺激するし、食欲を増進するんで、胆石発作が出やすい人は気を付けないと、あのどうしようもない痛みを感じるかもしれません。
それでは、辛いものと胆石の関係性についてお話していきます。
【目次】
胆石症と診断された!辛いものは食べても大丈夫?
結論、胆石発作が出ないなら食べても大丈夫。
発作が出てる人は、やめといた方が良いですね。
私がホントに酷かった時期は、刺激物を結構回避してたんで、実際にどうなるかは分かりません。
だけど理論的には、あまりオススメできません。
辛み成分カプサイシンと胆石の関係性
辛いものといえば唐辛子。こいつの辛みの主成分はカプサイシンです。
このカプサイシン。胆石に対してどういう働きをするのか、というと。
特にコレと言って悪さをするとか、良い仕事をするという事はあまり考えられません。
ただ、カプサイシンには
といった効果があります。
胆汁の排出も促すし、コレステロール性の胆石を防ぎそうな感じではあります。
なので、適度に普段辛い物を食べていれば、特に体に悪影響はない。もちろん摂らなくても大丈夫って感じです。
辛い物が好きならそれで良し。嫌いなら、無理に食べんでも良い。
胃液の分泌をアップするので・・・
辛いものは胃液の分泌を促すので、食欲を増進させます。
胆石持ちなのに、ついつい食べ過ぎてしまうと胆石が育ってしまったり、運が悪いと詰まったり。
あまり良い事はないので、辛いものを食べるのは良いけど、食べる量には気を付けるようにしましょう。
まぁ私自身、最初の胆石発覚後はウルソの服用だけで、他は特に辛いものとか脂っこいものは制限せず普通に食べてたんで、痛みさえ出てないならそこまで気にしなくてもいいのかなぁと思います。
辛いもので胆石の予防は
結論からいうと、予防できる可能性はありそう。
さっきも言いましたが、辛み成分のカプサイシンには
といった効果があるので、特に人間ドックで胆石がある。とか言われてない人なら
辛いものを食べて予防。ってのはまぁアリです。
ただ、そんなに予防効果は高くないと思って良いです。
食事で予防するんなら、バランスの良い食事を続ける事が全てなんで
日本人なんだから和食を食えって話。
ちなみに、整腸作用もあるらしく、便秘改善にも役に立つそうです。
辛いものは食べ過ぎると死ぬ
辛いものは食べ過ぎると、死にます。
といっても体重50kgも人が3kgくらいのカプサイシンを摂れば、の話ですが(笑)
そんなにも体の中にぶち込むのは、不可能に近いです。
ただ、辛いものを食べ過ぎると消化器系がやられて、悲惨な事になります。
辛いものは、ほどほどに
辛いものは適度であれば、身体にとって良い効果がありますが、もちろん食べ過ぎ注意です。
- 胃や食道にダメージ
- まるでケツから火が出るような
- アドレナリンが出過ぎて精神疾患になる事も
こんなんで済めばいいですが、消化器がやられて吐血。出血多量になる事例もあります。
なのでお気を付けて・・・(笑)
唐辛子トリビア
唐辛子は育つ場所で辛みが変わるそうで、日本の唐辛子と韓国の唐辛子は全然違うと言われてます。
なぜか韓国産の方が辛みが少ないらしいです。
ちなみに原産国はメキシコ辺り。メチャクチャ古くからあったそうです。
唐辛子が広まったのはコロンブスがヨーロッパに持ち帰ったから。
当時、香辛料は貴重でコショウと金が同じ重量・同じ値段で取引されてたような時代です。
そんな時代のせいなのか、ピリっと感じる唐辛子はあっという間に広まり、1500年代ごろには日本にもやってきました。
ただ、日本では最初、食べるんじゃなくて足袋の中とかに入れたりしたそうです。
しもやけ対策なんだとか。
参考:唐辛子専門店ハクタカ-唐辛子の歴史と日本に伝わった経緯
まとめ:辛いものを食べると胆石になる可能性もある
最初の方で言いましたが、食欲を増進させる効果が辛い料理にはあるんで
辛みで食欲爆発。バクバクと食ってしまって、胆石が出来てしまう・・・という事もあります。
なので、その点にだけは注意。
じゃぁ、食べ過ぎなければええんか?と絶食する人が居ますが、絶食もダメ。
胆石は、食べ過ぎても食べなさ過ぎても出来てしまうリスクが上がるんで、極端な事はしないように。
ということは昔の人って胆石持ってたの?
という話が出てきそうですが、今日はこの辺にしておきます。
また後日、胆石の歴史について詳しく書くんで、その時に・・・
それでは、また。