胆石ブログ「痛みや食事をどうしたらいい?」

胆石の治療日記。胆石症に関する情報もまとめます

遺伝性の胆石症について

自分がが胆石になったし、子供も胆石になるのでは?と心配になる方がいらっしゃいますが

結論からいえば、胆石は遺伝しません。

なぜかというと、胆石ができるかどうかはハッキリ分かってないからです。

胆石でもコレステロール胆石ができる原因は

  • 食生活
  • 体質

この2つが要因になってる事が多いので、家族で胆石になる確率は十分あります。

なので、食事管理をしていれば胆石にはなりづらいですよ。

胆石になりづらい食事管理のやり方は、以下のリンク集から気になった記事をご覧ください。

胆石の食事療法は、こちら

胆石を溶かすと言われてる食べ物?については、こっちにまとめてますのでぜひ参考にしてみてください。

胆石を溶かす食べ物は、こちら

さて、胆石症は遺伝ではない!とは言いましたが、別の病気が原因で胆石になってしまう事があります。

その中でも先天性の病気が2つ。後天的な病気が2つあります。

遺伝による病気で胆石ができてしまう、先天性の病気から分かりやすく解説していきますね。

遺伝性の胆石症について

遺伝性の胆石症について

先天性の病気によって胆石ができてしまう病気は2つ。

  • 遺伝性球状赤血球症
  • サラセミ

どちらも難病で、根治療法が難しい病気です。

でも、対処する方法があるので大丈夫。

遺伝性球状赤血球症とは

この病気は、遺伝子の異常で正常な赤血球が作られない病気です。

日本では、よく起こる遺伝性で赤血球が壊される病気の1つで、全体の70%くらいをしめます。

だけど、発生率は5~10万人に1人くらい。

この病気で胆石になる仕組みは

  1. 遺伝子異常で、異常な赤血球ができる
  2. 赤血球がどんどん破壊される
  3. 破壊によってできるビリルビンという物質が体内で増える
  4. 胆汁のビリルビン濃度が上がる
  5. ビリルビン胆石ができやすくなる

こういうこと

いわゆる、体が黄色くなる黄疸(おうだん)は、ビリルビンが体中に残ってる事で起こる症状です。

ビリルビン自体は、そんなに悪さをするワケじゃないんですが

貧血が起こってる状態でもあるし、胆石ができてしまって、胆石が詰まって胆のう炎や胆管炎となると大変なことに。

処置法としては

  • ひ臓摘出
  • 胆のう摘出

が行われます。

だけど、血が固まりやすくなる事があるので手術には慎重な判断が必要だと言われてます。

一般的には、小学校に入るくらいまでは手術をしない方が安全だと考えられてます。

参考:小児慢性特定疾病情報センター『遺伝性球状赤血球症』

【ひ臓とは】

血液中の古くなった赤血球を壊す働きをしている臓器。

他にも、細菌と戦う抗体を作ったり、新しい血液を貯める働きをしてます。

ひ臓も全部摘出しても、体にとって重大な悪影響はありませんが、少し細菌感染に対しては弱くなります。

だけど肝臓などが機能していれば基本的には大丈夫。

参考:中外製薬-ひ臓

サラセミアとは

こちらも遺伝子異常によって、正常な赤血球が作られない病気です。

だけど日本人は遺伝子的に、重症化することが少ないと考えられてます。

胆石ができやすくなるメカニズムは、さっきと同じ。

重症の場合は、早期から輸血が必要と結構大変な病気で、ひ臓摘出が対処療法として選択されます。

重症患者に対する根治療法は、骨髄移植です。

参考:小児慢性特定疾病情報センター『サラセミア』

遺伝で胆石になりやすい病気はある

非常に珍しいパターンですが、遺伝によって胆石になりやすい病気はあります。

だけど胆石は副産物的なもので、もっと重大な面で危ない病気です。

遺伝性の病気なので、回避する事は難しくて引くかどうかは運任せですね・・・

ただ、親が胆石になった事があるからといって、子供も胆石になるとは限らないので、その点に関してだけは安心してください。

同じ食事をしていれば、コレステロール胆石を持つ可能性はありますよ。

胆石は見つかりやすい病気ですけど、痛みさえ出て無ければ食事だけでも付き合っていけるのでぜひ当サイトを参考にしてみてください。

>>胆石の食事療法

遺伝とは関係ない胆石になりやすい病気

遺伝とは関係ない胆石になりやすい病気

遺伝とは関係ないけど、胆石になりやすい病気があります。

先天性の病気と同じで、赤血球が破壊されてしまうことによる、ビリルビン胆石ができやすくなります。

後天的な病気は以下の2つ

  • 自己免疫性溶血性貧血
  • 発作性夜間ヘモグロビン尿症

できるだけ分かりやすく、どんな病気なのか

どうやって治療するのか解説していきます。

自己免疫性溶血性貧血とは

アレルギー反応のようなもの。

自分の免疫反応で異常が起こってて、赤血球が破壊される病気です。

赤血球が破壊されてしまって、体内のビリルビン濃度が上昇。

ビリルビン胆石ができやすくなります。

対処療法ですが

これらから選択されます。

なんせ胆石よりも貧血とかの方が重大です。胆石ができやすくなるだけで、出来るとは限らないんで。

まぁ、胆石が詰まってしまうと、またこれ大変なんですけどね。

参考:慶應義塾大学医学部血液内科-溶血性貧血

発作性夜間ヘモグロビン尿症とは

こっちは後天的に正常な赤血球が作られなくなった病気です。

なので、根治するには骨髄移植が必要です。

対処療法もあって、指定難病だけど何とかコントロールできる病気のようです。(ただし症状による)

参考:難病情報センター『発作性夜間ヘモグロビン尿症』

まとめ:胆石は遺伝しないけど・・・

胆石は基本的に遺伝しないけど、遺伝で胆石になりやすい病気はあります。

後天的にも胆石になりやすい病気はありますが、胆石はあくまでもオマケ。

貧血症状の方がメインなので、胆石うんぬんという話じゃないです。

ただ、胆石は詰まるとかなり危ない病気ではあるので、油断は禁物。

なんか体がかゆいな。とか、白目が黄色くなってたら、すぐ病院へ行って下さい。

ちなみに、家族で胆石になりやすいのは

コレステロールの食事をみんなで食べてるのが原因です。

食生活を見直せば胆石は簡単に防げるので、痛みが出てないうちに見直しを。

胆石の食事療法についても様々な記事を書いてるので、ぜひ参考にしてみてください。

胆石の食事療法はこちら