胆石ブログ「痛みや食事をどうしたらいい?」

胆石の治療日記。胆石症に関する情報もまとめます

胆石持ちに脂質は天敵!だけど脂質ゼロは少し危険

胆石の発作が出ている人に脂質やコレステロールは厳禁です。

最悪、胆石が完全に詰まって重症に。即手術する必要がでてきます。

\じゃぁ脂質を全カットすりゃいいじゃん!/

って思いがちですが、脂質にも重要な働きがあります。

脂質は細胞の原料なんです。

他にもビタミンの吸収を促す役割もあって、脂質カットは身体の抵抗力を下げてしまう原因にもなります。

なので完全カットするのは良くないです。

ほんの少しずつ脂質を摂取してみましょう。でも意識的に脂質(油)を摂る必要は無いですよ。

肉を食べれば、多少は摂れるので無理してオリーブオイルを野菜にかける必要は無いです。

脂質のカットは身体に悪影響

脂質のカットは身体に悪影響

先ほども解説しましたが、脂質も重要な役割があります。

  • ホルモンの生成
  • 細胞膜や核膜の構成
  • 体温の保持
  • 脂溶性ビタミンの吸収を促す

こんな役割があります。なので脂質ゼロにするのはあまり良くないです。

体に貯まってる脂肪はどう使われる?

ここで疑問になるのは身体の脂肪は、どのように使われるのか・・・。こいつが脂質の代わりになってくれたら、問題はないんですが・・・実は代わりにならないんです。

エネルギーが不足した際には、脂肪細胞に蓄えられた脂肪は加水分解され、脂肪酸とグリセロールとなって血中に放出される。

引用:脂肪の代謝とその調節

脂肪酸はエネルギー源に。グリセロール(グリセリン)には以下の効果があります。

  • 美肌効果
  • 狭心症予防
  • 肌荒れ抑制
  • 便秘解消
  • 利尿効果

参考:わかさの秘密-グリセリン(グリセロール)

なので、体の脂肪を分解して悪い事が起こる・・・って事はないけど、脂質の本来の働きはできません。

結論、脂質は摂らないといけない。

脂質は脂溶性ビタミンの吸収に大切

脂溶性ビタミンは主に以下の4つで、不足すると・・・

  • ビタミンA不足→肌荒れ・肌や目の乾燥
  • ビタミンD不足→うつ・骨粗しょう症動脈硬化
  • ビタミンE不足→疲れやすい・シミが増える
  • ビタミンK不足→出血がとまりづらい

参考:一般社団法人オーソモレキュラー栄養医学研究所

なので脂質完全カットまでしない方が良いです。

でも、胆石の症状によって発作が出る量が違うので、少しだけにしましょうね。

小さじ1杯のオリーブオイルでも痛みが出る事があるので・・・気を付けて。

胆石の症状が落ち着いたら、良質な油を

胆石の症状が落ち着いたら、良質な油を

投薬治療などによって胆石の発作が出なくなったら、積極的に良質な油を摂りましょう。

特に良いのは不飽和脂肪酸でもオメガ3系の油です。

オメガ3系の油

オメガ3系の必須脂肪酸は2種類。

αリノレン酸DHA/EPA。植物由来の油か、魚由来の油です。

植物由来でオメガ3系の油が摂れるのは、エゴマ・アマニ・クルミといった一部のもの。

エゴマはクセがあり、アマニ油やクルミは重量あたりの値段が少し高いのがデメリットです。

なので魚から摂る方がコスパが良いですよ。サバの水煮なんて最強です。

スーパーで手に入らないのなら、ネットショップでどうぞ。

オリーブオイルはオメガ6系の油

代表的な良質な油としてオリーブオイルが挙がりますが、種類が違います。

でも、必須脂肪酸であるオメガ6系の油なので、積極的に摂りましょう。

ちなみに、ゴマ油にもオメガ6系の油が含まれてます。オリーブオイルに飽きた時にでも使ってみましょう。

ゴマ油と塩で食べる野菜も美味しいですよ。キュウリとかキャベツなんかにピッタリです。

サプリメントではダメ

サプリメントで完全に補充するのは良くないです。

あれは人工的に作ったものなので、自然のものよりは品質が劣ります。

そんなものにイチイチお金をかけるくらいなら、食材から摂取しましょう。

まとめ:脂質ゼロは良くないので、ちょっとずつ

脂質ゼロは、身体にとってあまり良くないので少しずつで良いので、油を摂りましょう。

胆石の症状がスグ出てしまう人は、特に脂質の量に気を付けて下さい。

魚の脂だろうがオリーブオイルだろうが、油脂分が入ると胆のうが働いてしまい、あの刺すような痛みが出るので最初はほんの少しだけにしましょう。